こんにちは。カロリー計算ドットワーク 藤田です。
カロリー計算ドットワークでは、面倒な栄養価計算や複雑すぎる食品表示(食品の裏にある表記です)を全て代行しております。今のところ、出版社、雑誌、ウェブ媒体、メディア様を中心にご依頼をいただいております。
まとまった計算なら、任せてしまいたいけど、1品2品なら、ご自身や社内でそれはどうにかやってしまいたいという方から、カロリー計算の方法についてお問い合わせもいただくのですが、今回は、カロリー計算の素朴な疑問についてお答えしたいと思います。
カロリー計算における素朴な疑問5
その1 カロリーの表記は、レシピ単位で表記するのですか?1人分で表記するのですか?
答: その媒体や商品によって、一番わかりやすい形で表記をします。料理のレシピなどは、1人分で表記することが多いです。その際は、「1人前あたり」「1人分あたり」と記載して、カロリーを記載します。
食品の裏に記載する食品表示の場合は、「1食あたり」「1パックあたり」「1袋あたり」などわかりやすい表記を記載します。「100gあたり」という表記も食品表示の場合は、多く見受けられます。このあたりは、商品をどのように使ってもらいたいかによって、単位を定めることがおすすめです。
その2 カロリーを計算する時は、レシピ単位で計算しますか?1人分単位で計算しますか?
答: 計算は、どちらの方法でも大丈夫です。手元にあるレシピの数値で計算し、何人分としたいかで最後に割って、一人分を出しても良いですし、1人分の分量を割り出してから計算する方法もあります。
弊社では、レシピ掲載の場合は、全て1人分の分量を割り出してから算出します。食品表記の場合には、いただいたレシピで計算します。食品の場合、1回に作る量を何ポーションにするかが変わることが多いからです。
その3 いろいろな成分表が売られていますが、どれを使うのがいいの?
答: 栄養価計算をするにあたって、食品成分表がいろいろな出版社さんから発売されています。基本的には、文部科学省から発表されている「日本食品標準成分表」に基づいたものなので、数値は同じです。使いやすいものを買うことがおすすめです。(掲載内容範囲が少しずつ異なります。)
ただ、重要なことは、一番最新版を使うことです。現在の最新版は、【文部科学省「日本食品成分表2020年版(八訂)】です。重要なことは、八訂であること。あちこちのWEBで、七訂の表記を見かけますが、ひとつ古いデータという印象になると信頼性も落ちますので、お気をつけください。(数値が変わらない食材もありますので、実際に八訂で計算しても同じ数値の場合もあります。重要なのは最新のデータであることです)
その4 成分表開いてみたけど、食材って、生?焼き?茹で?どれを選択するの?
答:用途に応じて選びます。栄養バランスを管理したい場合で、より摂取した状態に近い栄養成分を算出したい場合は、焼いてるもの、茹でたものを選びます。でも、ここで注意です。多くの場合レシピは、生での状態で、数値が記載されているはずです。でも実際には、調理すると重量が変わります。例えば、茹でるを選んだ場合、そのレシピの数値ではなく、茹でたあとの重量の数値で計算する必要があります。
例えば、
例)ほうれん草100g使用 → 茹でると70gになる
これを食品の調理による重量変化と言います。米も炊いたら、重量が増えます。米は炊いたら何g?豚肉を焼いたら何g??これを調べることから始めることになります。
その5 計算しやすいアプリとかってないの?
答:おすすめは、現在文部科学省で公開している計算サイトです。以下の計算サイトで、全ての数値を算出することができますので、まずはこちらでトライをしてみてください。
食品成分データベース https://fooddb.mext.go.jp/
いかがでしたでしょうか?よく聞かれるご質問を5つまとめてみました。栄養価計算、もう任せちゃえと思った時は、栄養価計算ドットワークにお問い合わせください。ご質問しっかり対応させていただきます。